ブログ世界の家づくり
2017/01/19
ドイツ編 DIYの精神
家づくりを見るためのドイツ旅行中、
ホームセンターにも立ち寄りました。
行ってみると、その品揃えに驚きました。
ドイツの人々には家の手入れ自分でするものという
DIY(Do It Yourself)の精神が根付いているのです。
少しくらいの補修や修理なら自分たちでやり、
家を長く大切に受け継ぎながら住む習慣があります。
花壇に柵を作ったり、
欲しいサイズにぴったりの本棚を作ったり、簡単な製作も出来てしまいます。
そのためホームセンターには様々な材料が豊富に揃っていました。
自分でやることは、コストを抑えられるだけでなく、
欲しいサイズや色など自分の好み通りに作る事ができます。
また、使う物の材料選びも自ら行い、
手にとって原材料を見ることができるため、
安全な材料にこだわって作ることができます。
ペンキ一つでも、自然素材を使ったものもあれば、
シックハウス症候群の原因になる物質が含まれているペンキもあります。
家族の食事を作るとき材料にこだわるように、
家の材料にもこだわりたいですよね。
自分で少しやってみるだけで色んなメリットが得られるDIYを、
ドイツのように日本でも身近に感じてもらいたいと思いました。
皆さんへのきっかけ作りとして、
平松建築で始めたい取り組みについては今後ご紹介します。